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2020 年度 研究成果報告書

システインのリン酸化 ~新しい翻訳後修飾の仕組みと役割の解明~

研究課題

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研究課題/領域番号 17K19396
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

船戸 洋佑  大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (60505775)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2021-03-31
キーワードCysリン酸化 / システイン / リン酸化 / PRL / 翻訳後修飾
研究成果の概要

本研究では、システイン残基(Cys)のリン酸化という新しい翻訳後修飾の性質やその生理的意義について追究した。その成果として、Cysリン酸化と従来より知られているCys残基の翻訳後修飾である酸化との間の関連性を明らかにしたほか、このCys残基の生物学的重要性としてMg2+輸送体CNNMへの結合を介したがん悪性化への寄与を明らかにした。

自由記述の分野

細胞生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでセリン/スレオニンやチロシン残基のリン酸化は、その仕組みや意義が深く研究されている一方で、システイン残基のリン酸化はその存在を示す報告すら殆どない状態であった。本研究によりその存在だけでなく重要性も一定レベルで示すことができたことは、この新しいタイプの翻訳後修飾が認知され、今後さらに研究が進展してゆく上で大きな意味のあるステップだったと位置づけられる。

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公開日: 2022-01-27  

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