研究成果の概要 |
昨年より、ネットワーク構築の手法を改良した(抑制性細胞も含めた多細胞間の相互作用ネットワークを構築して解析する)手法を開発してきた。その手法を用いて、多細胞間の相互作用ネットワークにおける新たな知見を得た。その研究は、bioRxivとして公開され、投稿中である[Kajiwara et al., 2019]。また2018年度に開発した3Dスキャンを用いたミクロ回路の全脳への埋め込み方法を活用して、脳の多領域からの体系的に計測部位を選び、計測を積み重ねて来た。そこから得られるミクロ回路の脳領域間での非一様な違いが、今後、開発される数理モデルのリアリティを格段に高める事に寄与してゆく事が期待される。
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