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2022 年度 研究成果報告書

CAGリピート編集によるポリグルタミン病の根治的治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K19465
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 神経科学およびその関連分野
研究機関愛知医科大学

研究代表者

岡田 洋平  愛知医科大学, 加齢医科学研究所, 教授 (30383714)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2023-03-31
キーワードゲノム編集 / 神経変性疾患 / ポリグルタミン病 / 根治的治療法
研究成果の概要

近年のゲノム編集技術の著しい進展により、根治的治療法のない遺伝性神経変性疾患に対する治療開発が期待されている。本研究では、アンドロゲン受容体(AR)のポリグルタミン鎖(CAGリピート)の異常伸長により発症する球脊髄性筋萎縮症(SBMA)を標的に、ARのCAGリピート長を制御するゲノム編集技術の開発を行った。その結果、培養細胞株において野生型ARの正常CAGリピートを伸長して表現型を再現すること、またSBMA疾患特異的iPS細胞において変異ARの異常伸長したCAGリピートを正常長に短縮することに成功した。本技術は、様々な遺伝性神経変性疾患における根治的治療開発に応用可能であると考えられる。

自由記述の分野

神経内科学 幹細胞生物学 分子神経生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

多くの遺伝子性神経変性疾患では、リピート配列の伸長により発症することが知られており、リピート配列の制御が根治的治療法の開発につながると考えられる。本研究の成果により、リピート配列の制御が可能になれば、様々な神経変性疾患の根治的治療法の開発につながると考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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