LFA-1はICAM-1に対してダイナミックに接着を変化させる過程で、低分子量G蛋白質Rap1、インテグリン結合蛋白質talin1, kindlin3が必須であった。一分子イメージングによって、talin1がICAM-1結合動態を決定していること、Rap1はtalin1のリクルートに必要であること、同時双方向性inside-out/outside-inシグナルによるRap1活性化の増幅が重要な接着のチェックポイントであることが判明した。kindlin3は高親和性結合に必要であるが、talin1の結合には影響をあたえず、Rhoシグナルがtalin結合時間を調節していることが明らかになった。
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