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2019 年度 研究成果報告書

ヒトiPS細胞を用いた画期的人工発癌モデルの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K19647
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 内科学一般およびその関連分野
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

朝比奈 靖浩  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座教授 (00422692)

研究分担者 柿沼 晴  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座准教授 (30372444)
中川 美奈  東京医科歯科大学, 統合教育機構, 准教授 (30401342)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
キーワードヒトiPS細胞 / 肝細胞癌
研究成果の概要

これまで肝発癌に関わる遺伝子異常の詳細は十分には明らかとはなっておらず、さらに遺伝子異常が関わる癌化や病態形成の機序は、適当なin vitro解析モデルがなかったため不明であった。本研究では、網羅的遺伝子解析の結果、肝細胞癌に関連するウイルス肝炎遺伝子の宿主遺伝子の組み込みについて明らかとした。さらに、ヒトiPS細胞を用いてこれらの遺伝子異常が癌化や病態形成に関わる機序を解明するための解析モデル開発の基盤を構築した。

自由記述の分野

消化器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果により、抗ウイルス療法によっても抑制できなかった肝発癌に対して、新たな対策を講じるための標的となる遺伝子要因が明らかとなった。また、ヒトiPS細胞を用いたin vitro解析モデル開発の技術的基盤を構築したことで、これまで未知であった癌化や病態形成のメカニズムが明らかとなる糸口が切り開かれた。さらに、本研究成果は、肝臓領域のみならず他のあらゆる臨床医学分野に応用可能であり、それぞれの分野における病態解明が加速することが期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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