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2018 年度 研究成果報告書

マイクロRNAモドミクスによる組織恒常性の把握と臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 17K19698
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

石井 秀始  大阪大学, 医学系研究科, 特任教授(常勤) (10280736)

研究分担者 今野 雅允  大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座講師 (80618207)
小関 準  大阪大学, 医学系研究科, 特任助教(常勤) (20616669)
研究協力者 森 正樹  
土岐 祐一郎  
江口 英利  
谷口 正輝  
川本 弘一  
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
キーワード癌 / ゲノム / 細胞・組織 / トンネル現象 / 核酸
研究成果の概要

(1)マイクロRNAの一塩基レベルでの化学修飾を解読するための確立された技術は未だない。全マイクロRNAのモドミクスを厳密にプロファイリングするために、相互補完的な2つの技術を応用した。①質量分析法による分子内修飾の高精度計測②トンネル電流シークエンス(TS)法による短配列のデータ蓄積を進めた。(2)上記の計測技術で単細胞レベルのマイクロRNAのモドミクス解析を進め、新しい視点で組織恒常性の機構を理解し把握することができた。マイクロRNAのメチル化酵素の遺伝子改変マウスを用いて膵臓の発生と癌化を研究し、ヒト疾患における体性幹細胞からの癌化におけるRNAモドミクスの役割を理解することを進めた。

自由記述の分野

恒常性維持器官の外科学およびその関連分野

研究成果の学術的意義や社会的意義

マイクロRNAの科学修飾を解読してデータベース化する研究は、先駆的であり、まだ十分に行われていないため、本研究計画においてその全容を明らかにすることは大きな意義がある。特に、他のオミックスデータと融合させた形で、マイクロRNAのモドミクスにより組織の恒常性を把握して、難治癌などの早期発見と早期治療に貢献できる臨床応用には社会的意義が高いと考えられる。

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公開日: 2020-03-30  

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