研究成果の概要 |
マウス膝周囲筋に定量的な負荷をかけるためのトレッドミルによる強制走行を行い、条件検討を行った。実験には骨格や筋の成長が落ち着く生後12週齢のC57BL/6Jマウス雄を用いた。数日の練習によってマウスをトレッドミル走行に馴化させたのち、実験を開始した。実験条件として、走行速度は5, 15, 25 m/分、走行時間は15, 60分/日、期間は2週間で検討を行った。経時的にマウスをサクリファイスし、25 m/分、60分/日で最も筋量の有意な増加がみられることを確認した。0,2週での大腿四頭筋の筋組織における発現解析を行い、炎症に深く関係するシグナルに関連するサイトカインを複数同定した。
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