研究課題/領域番号 |
17K19716
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
阿部 裕輔 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 客員研究員 (90193010)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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キーワード | 膜型人工肺 / ガス交換 / ECMO / 呼吸補助 |
研究成果の概要 |
これまで年単位で交換することなく臨床使用された人工肺はなく、また現在の人工肺を生体内に埋め込み、完全人工心臓のように臓器の完全代行および長期生存を達成したという報告はない。本研究はこの現状を打開するために、新しいコンセプトを持つ体内埋め込みが可能な膜型人工肺を提案した。結果として、現行の技術直および人工肺に用いる材質の選定が悪く人工肺としての形状にはなったが、期待していた性能にはならなかった。
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自由記述の分野 |
医用生体工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工心臓と異なり、人工肺を用いる領域では在宅や院内移動といったQOLの向上を未だに果たすことができない。諸外国においてはV-VECMOなどで肺高血圧症などの患者が院内を多少移動することは可能になったが、国内ではいまだ実施することができていない。一番の課題は人工肺の性能が1990年代からほとんど進化していない点にある。 本研究を始めることで人工肺を必要とする患者が院内でのQOL向上のみならず、将来的に補助人工心臓のように在宅治療が行えるようになれば、状態を維持しつつ肺移植などを待つことができる。
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