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2018 年度 研究成果報告書

ゲノムコホートを対象にしたHLA-omicsに基づく薬剤副作用予防診断システム

研究課題

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研究課題/領域番号 17K19804
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

細道 一善  金沢大学, 医学系, 准教授 (50420948)

研究協力者 田嶋 敦  金沢大学, 医学系, 教授
観音 隆幸  金沢大学, 医学系, 特任助教
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
キーワードHLA / 薬剤副作用 / コホート研究
研究成果の概要

主要組織適合遺伝子複合体 (Human leukocyte antigen; HLA)は自己と非自己を認識することで免疫応答の入り口として働く遺伝子であるが、HLA遺伝子は多くの疾患との関連に加え、薬剤副作用の発症とも強く関連する。ところが、なぜこのHLAが薬剤副作用と関連するのか、その発症メカニズムはいまだ不明である。
本研究では薬剤副作用と特定のHLAアレルやハプロタイプとの関係を明確にし、その発症メカニズムを明らかにすることを目的とした。これを実現するため、ゲノムコホートサンプルを対象とした網羅的HLA遺伝子解析を実施し、データベースとして整備した。

自由記述の分野

ゲノム情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

HLA遺伝子と薬剤副作用の関連は非常に強いことは明らかであるが、なぜ免疫応答の入り口として自己と非自己を認識するHLAが薬剤副作用と関連するのか、その発症メカニズムはいまだ不明である。本研究により、薬剤副作用と特定のHLAアレルやハプロタイプとの関係が明確になれば、重篤な薬剤副作用を予測し、予防医学的診断システムとして実用化することが可能となる。さらに、薬剤代謝関連変異およびパスウェイとHLAの発現およびその制御を統合的に解析し、その発症メカニズムを明らかにすることも期待できる。

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公開日: 2020-03-30  

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