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2018 年度 実施状況報告書

統合失調症の未治療期間の短縮にむけたゲートパーソンのための簡易包括尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K19856
研究機関千里金蘭大学

研究代表者

笹本 美佐  千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (70568104)

研究分担者 水野 雅文  東邦大学, 医学部, 教授 (80245589)
小園 由味恵  安田女子大学, 看護学部, 准教授 (50583928)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31
キーワード統合失調症 / 未治療期間 / 評価尺度
研究実績の概要

本研究は、統合失調症患者の未治療期間の短縮化を図るために、専門家でなくてもゲートパーソンになる職種が評価ツールとして活用できる、精神的・身体的症状に心理社会的要因を加えた包括的な簡易評価尺度の開発を目的としている。
5段階に分けて研究を進めていく予定で、2018年度までには、統合失調症のARMS(発症危機状態)における評価項目を検討し、①専門家でなくても評価できる主要項目の作成、②当事者へのインタビューによる心理的側面の評価項目の作成、③家族へのインタビューによる社会的側面の評価項目を作成するという4段階までを終了させて、2019年度には尺度の信頼性・妥当性を検証する予定であった。しかし、現在のところ、①を再検討し精錬させ、②と③の研究参加者のリクルートの段階でとどまっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究代表者の家庭の事情(家族の看護)、職場の変更により大幅に研究が遅滞している。
さらに、家庭の事情で職場を変更せざるを得なくなったことで、倫理審査を改めて受審する等のこともあり、当初考えていた以上に研究の進捗状況が悪い結果となった。

今後の研究の推進方策

研究分担者との連携を密にし、分担内容の再検討を行い、本年度末までに当事者および家族へのインタビューを終え包括的評価項目の作成し、パイロットスタディまで研究を進める。
そのうえで、後1年研究期間の延長を申請し、尺度の信頼性・妥当性の検証を実施する。

次年度使用額が生じた理由

研究の遅滞により予算執行が適切に行われていないことによって、次年度使用額が生じている。本年度は、2017年度および2018年度に予定していた研究内容を実施するため、当初予定していた予算執行が可能であると考える。

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公開日: 2019-12-27  

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