R. japonicaは日本紅斑熱の原因菌である。本研究でR. japonicaの感染価測定の系を確立し、抗菌薬感受性に応用し、その結果はJournal of Infection and chemotherapyに掲載された。さらにマウスにR. japonicaを接種した。1E6 PFUのR.japonicaの接種でC3H/HeNとBALB/cマウスで有意に体重が減少した。またC3H/HeNマウスからはR. japonica特異的抗体、脳、肺、肝臓、脾臓からR. japonicaの存在が確認された。これらの結果から、C3H/HeNマウスは日本紅斑熱のモデル動物として有用であることが示された。
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