研究課題
挑戦的研究(萌芽)
光合成細菌planktothrix rubescens/agardhii 由来のガスベシクル遺伝子の一部をほ乳類細胞で発現することにより、ガスベシクル様の蛋白質ナノ粒子をほ乳類細胞内で発現する方法を開発し、このほ乳類細胞内で発現したナノ粒子が、超音波エコーイメージングや、Xe-129 HyperCEST MRIにおける遺伝子コード可能な造影剤として機能することを細胞レベルで示した。
生物物理学, 生物工学, NMR/MRI
ほ乳類細胞におけるガスベシクル様の蛋白質ナノ粒子を発現する方法を開発することで、遺伝子コード可能な超音波エコーイメージング、およびHyperCEST MRI造影剤が実用化可能であることを細胞レベルで示した。将来的には個体レベルで、非侵襲的なイメージング手法であるMRIや超音波エコーイメージングによって、分子細胞レベルの現象を可視化できる可能性を示す成果であり、生物医学研究における広範な応用が期待される。