研究課題/領域番号 |
17KK0050
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉田 成章 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (70514313)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2021
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キーワード | 授業研究 / 授業づくり / コンピテンシー / ドイツ / 日独共同研究 / 国際共同研究 / Lesson Study |
研究成果の概要 |
本研究では、研究代表者がライプツィヒ大学にて10ヶ月間の在外研究に従事し、同大学・Maria Hallitzky教授との日独共同研究に取り組んだ。Hallitzky教授の所属するライプツィヒ大学教育科学部一般教授学研究室との共同研究体制のもと、継続的な学校調査と授業研究に取り組み、広島大学教育方法学研究室との研究室間の共同研究体制を構築した。10ヶ月間の在外研究にて収集した資料・データおよび構築したネットワークを渡航後にも継続・発展させ、邦・英・独語での研究成果の公開および研究室間の継続的な共同研究体制の発展へと結実させた。
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自由記述の分野 |
教育方法学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育学分野における日独間の研究交流は、ドイツ語の著作の日本語邦訳出版およびドイツ教育学研究の日本への紹介が主流であった。それに対して本研究では、日本の教育学研究および教育実践の伝統として位置づけられる「授業研究」をドイツの教育学研究・教育実践の文脈へと発信する研究に従事した。ドイツの研究者との「授業研究」に関する国際共同研究は世界的な教育学研究の潮流を牽引する研究成果であり、今後の国際的な教育学研究および日本の教育学研究・教育実践に改めて日本の教育学研究・教育実践の水準の高さとその課題を突きつける意義を有している。
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