研究課題
2020年度は、前年に続き4月~8月の期間にハンガリー・ブダペスト商科大学にて客員教授を務めた。この期間は、新型コロナの発生により、ハンガリー全土はロックダウン中であり、現地調査は実施不可能であった。よって、現地研究協力者と研究を中断することを決定し、2020年8月に帰国することとなった。この期間は、現地調査ができなかったため、以下の研究活動を行った。①出版予定の東南アジア自動車産業に関する書籍 (Automotive Industrialisation: Industrial Policy and Development)の最終校正②タイ・チェコ自動車産業の比較発展研究の論文 (Industrial Policy and Automotive Development: A Comparative Study of Thailand and Czechia)の訂正③ハンガリー自動車産業論文(Magyar Suzuki Corporation and the Hungarian Automotive Industry及びBackward Linkages in the Hungarian Automotive Industry:Where Are the Links Concentrated? )の作成また、帰国後には、Magyar Suzuki Corporation and the Hungarian Automotive Industryの原稿を完成させ、SSCIジャーナルに投稿した。さらに、ハンガリー自動車産業に関する学会発表も複数回実施した。加えて、オーストラリア国立大学が発行しているオンライン・ポリシーマガジンに電気自動車に関する記事を寄稿した。
2: おおむね順調に進展している
新型コロナの発生で、現地調査は途中で中断したが、これまでの調査結果を用い、最低限の研究活動(論文執筆)及び研究成果(出版物)は上げていると考えている。
新型コロナ発生により、現地調査は中断している。現在のところ、現地調査の再開の見通しは立っていない。現実的には、これまでの現地調査で得たデータ・情報を活用して、成果に繋げるしか方法は残されていないと考えている。今後の予定としては、ハンガリー自動車産業の論文の出版を目指すことである。
すべて 2021 2020 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (2件)
East Asian Forum (Australian National University)
巻: online (9 Feb 2021) ページ: n.a
Eurasian Geography and Economics
巻: forthcoming ページ: n.a
10.1080/15387216.2020.1836983.
Proceedings:1st International Conference on Automotive Industry 2020 (Skoda Auto University)
巻: n.a ページ: 100-111
https://www.eastasiaforum.org/2021/02/09/the-drive-for-electric-vehicles-in-asia/?fbclid=IwAR14ZUSTlNexRWthWRYA3TrZMTcSLxuucvRTl6Cw0Zf06SBesdbMiYXd-cM
https://cld.bz/zaOi7qu/100/