本研究の学術的意義は、第1に、東南アジアと中東欧地域を比較した世界最初の国際的な学術研究である。研究成果は、2022年に『Eurasian Geography and Economics』 の63巻2号(SSCIのImpact Factor 3.778, 地域研究分野の世界ランキング1位)に出版した。第2に、ハンガリー自動車産業における日系自動車メーカーとドイツ系自動車メーカーのサプライチェーン・ネットワークの比較をした世界最初の学術研究である。これらの研究成果は、現地研究者を含む国際共同研究であり、この点において、日本の研究の国際化において社会的意義があると考える。
|