研究課題/領域番号 |
17KK0062
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
呉 世雄 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (00708000)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2021
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キーワード | 社会的企業 / 社会的経済 / 韓国の社会的経済政策 / 社会起業 / 社会的企業育成法 / 協同組合 |
研究実績の概要 |
2020年度は、新型コロナウイルスの影響で韓国での現地調査などは行うことができず、社会的経済組織の経営実態に関するデータベースの作成や、社会的経済組織に関連する書籍の翻訳、研究成果を発信するための論文等の執筆を行った。 ①社会的経済組織の経営実態に関するデータベースの作成:韓国社会的企業振興院がホームページにて公開している社会的企業及び協同組合の経営公示を基に経営実態に関するデータベースを作成した。 ②社会的経済組織に関連する書籍の翻訳:韓国の社会的農業に関する現地調査ができなかったため、日本との比較検討のための基礎作業として、日本の農福連携に関する書籍を韓国語に翻訳するとともに主な事例の概要を作成した。なお、翻訳原稿と今後の韓国での調査結果をまとめて韓国での出版を目指している。 ③研究成果の発信:研究成果を基に実践家向けの電子ジャーナル(韓国社会福祉協議会「月刊福祉ジャーナル」)に投稿を行った。掲載した論文は、以下の通りである。 呉世雄(2020)「社会福祉法人の新たな役割」『月刊福祉ジャーナル』140、54-57。呉世雄・金吾燮(2020)「COVID19に関する支援制度ー危機克服のためのセーフティネット」『月刊福祉ジャーナル』145、58-61。呉世雄(2020)「COVID19と経済活性化対策」『月刊福祉ジャーナル』146、58-61。呉世雄(2020)「子ども食堂ー触れ合いと参加による地域福祉」『月刊福祉ジャーナル』150、54-57。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルスの影響で韓国での現地調査やシンポジウムの開催ができなかったため。なお、このような状況を踏まえ、当初の研究期間を1年間延長することとした。
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今後の研究の推進方策 |
研究課題の最終年度に当たり、これまでの研究成果を纏める作業を進め、学会での発表や論文投稿を行う。また、昨年度に翻訳した社会的農業に関連する書籍の翻訳出版を目指す。
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