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2021 年度 研究成果報告書

遺伝的要因が伸張性運動前後の筋・関節機能に及ぼす影響

研究課題

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研究課題/領域番号 17KK0073
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関法政大学

研究代表者

越智 英輔  法政大学, 生命科学部, 准教授 (90468778)

研究期間 (年度) 2018 – 2021
キーワード遺伝子多型 / アクチニン3 / 筋損傷 / 伸張性収縮 / 関節柔軟性 / 筋硬度 / 筋スティフネス
研究成果の概要

本研究ではヒトを対象としてACTN3遺伝子R577X多型と伸張性収縮運動前後の筋・関節機能に関する研究を行った。具体的には、伸張性収縮運動前後の剪断波エラストグラフィーによる筋スティフネスとACTN3遺伝子R577X多型との関係を検討した(実験1)。さらに、大学野球選手における、肩関節および肘関節の関節可動域とACTN3遺伝子R577X多型との関係(実験2)を検討した。その結果、伸張性収縮運動後の筋スティフネスの変化については、ACTN3遺伝子R577X多型との関連性は示されなかった。また、アスリートにおける肩、肘関節柔軟性についてもACTN3遺伝子R577X多型との関連性はみられなかった。

自由記述の分野

運動生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ACTN3遺伝子R577X多型RRが他のグループよりも等尺性筋力が有意に高いことはわかっているが、ACTN3遺伝子R577X多型と関節柔軟性・筋硬度の変化との関連性を明らかにした論文は少なかった。検討の結果、ACTN3遺伝子R577X多型と関節柔軟性・筋硬度とは関連しないことが明らかになった。この結果は、ACTN3遺伝子R577X多型は筋力発揮に関与するものの、関節や筋の硬さには影響しないことを示すデータであった。

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公開日: 2023-01-30  

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