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2022 年度 研究成果報告書

太陽系外地球型惑星の水環境進化

研究課題

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研究課題/領域番号 17KK0097
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 超高層物理学
研究機関立教大学

研究代表者

亀田 真吾  立教大学, 理学部, 教授 (30455464)

研究期間 (年度) 2018 – 2022
キーワード系外惑星 / 小惑星 / はやぶさ2 / 紫外線 / 高層大気
研究成果の概要

広大な宇宙において、生命を有するのは地球だけだろうか?初期地球にもたらされた水・有機物といった始原物質を調査するため、惑星科学分野では2018-2019年には日本とアメリカの小惑星探査機はやぶさ2、OSIRIS-RExがそれぞれ目標の小惑星に到着した。一方、天文学分野では太陽系外惑星の検出数が増加しており、地球と類似した環境を持つ可能性のある惑星も複数発見された。本研究では、水素・酸素原子の観測による系外惑星環境の研究を発展させ、惑星科学分野と天文学分野で独立に進められてきた研究を統合し、国際共同研究によって太陽系外地球型惑星の水環境に迫ることを目標とし、研究を行った。

自由記述の分野

惑星科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

2018年6月に、はやぶさ2は小惑星に到着し、2019年2月には最初の着陸・資料採取を成功させた。この際に、本体のカメラに加えて、小型着陸機MASCOTを用いて小惑星表面の調査を行い、小惑星の形成過程を推定することができた。これは初期地球への物質供給にとって重要な情報となる。また、太陽系外地球型惑星の観測に向けた紫外線観測装置の開発を進め、ロシアの紫外線宇宙望遠鏡WSO-UV搭載に向けた準備・調整により、国際協定を結ぶ準備を完了した。2022年2月以降、輸出規制のために装置の開発は止めているが、系外地球型惑星の上層大気を初めて検出する準備が完了した。

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公開日: 2024-01-30   更新日: 2025-01-30  

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