研究課題
2020年度は、コロナの影響があり現地での中性子実験はできなかったが、マルチフェロイクスYMnO3の中性子3次元偏極解析実験を、共同研究者の協力のもと、リモートで行うことができた。その結果、YMnO3の巨大な誘電分極の起源はコリニア磁気構造による交換歪効果によって生じていること、試料依存性が大きく、単結晶のクオリティによって、強誘電性の絶対値や、伝播波数ベクトルの非整合度合いが大きく異なることがわかった。
すべて 2020 2019
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 4件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
Physical Review B
巻: 102 ページ: 094412-1-8
10.1103/physrevb.102.094412
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Journal of Solid State Chemistry
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