研究課題/領域番号 |
17KK0107
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
神谷 厚輝 群馬大学, 大学院理工学府, 助教 (70612315)
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研究期間 (年度) |
2018 – 2020
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キーワード | リポソーム / 人工細胞モデル / 酵素反応 / マイクロデバイス / 高分子合成 / ベシクル / マイクロリアクタ |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、高分子鎖を用いて効率的な酵素反応を人工細胞膜のリポソーム内で行い、バイオリアクタの創成である。 夏季にスイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校に滞在し、Peter Johann Walde教授が保有している高分子鎖へのタンパク質の付加技術習得を行った。日本に帰国して高分子鎖へのタンパク質の付加するために、タンパク質とリンカー化合物比率の確定とリンカー化合物ータンパク質複合体と蛍光色素の比率を確定した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
日本でタンパク質とリンカー化合物等の仕込み量を確定を行い、3月にETHに訪問し高分子鎖にタンパク質を付加させる予定であったが、コロナウイルスのため渡航が延期になった。
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今後の研究の推進方策 |
2020年5月時点では、コロナウイルスのためETHへ訪問できない。この状態が長引く可能性が多いにあるので、先方に連絡し高分子鎖を輸送してもらい日本で高分子鎖にタンパク質を付加し、リポソーム内で観察する可能性も検討中である。
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