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2019 年度 研究成果報告書

デンタルインプラントの界面制御を可能にするレーザ加工/機械加工複合プロセスの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 17KK0126
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 生産工学・加工学
研究機関東北大学

研究代表者

水谷 正義  東北大学, 工学研究科, 准教授 (50398640)

研究期間 (年度) 2017 – 2019
キーワードレーザ加工 / 歯科インプラント / 微細周期構造 / マイクロ・ナノ複合構造
研究成果の概要

インプラントの高機能化に対し,材料表面に微細構造を創成することで種々の機能性を付与可能な技術が注目されている.この点に対して本研究では,超精密切削により創成したマイクロメートルオーダのV溝構造と,短パルスレーザにより創成されるナノメートルオーダの微細周期構造(LIPSS)を組み合わせることでマイクロ-ナノ複合微細構造の創成を試み,その創成原理の解明を行うとともに,その構造が持つ機能性に注目して検討を行った.その結果,V溝の角度やレーザの偏光方向,照射回数によってV溝内部で生じる光学的な挙動が変化し,それによって得られる複合構造が変化することを明らかにした.

自由記述の分野

生産工学・加工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

“インプラント周囲炎”に関する課題は世界的に解決策を模索している状態で,未だ解決には至っていない.本研究成果によりこの課題を解決することが可能になれば,医歯学分野にとって画期的な成果となる.また,本研究で創成したマイクロ-ナノ複合構造により適切に「界面」の創成・制御が可能となれば工業的に非常に魅力的な機能の創出が期待できる.

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公開日: 2021-02-19  

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