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2019 年度 研究成果報告書

武力紛争後状況の多元的研究-ボスニア紛争を通した専門分野間の対話の試み

研究課題

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研究課題/領域番号 17KT0003
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 紛争研究
研究機関同志社大学

研究代表者

月村 太郎  同志社大学, 政策学部, 教授 (70163780)

研究分担者 本名 純  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (10330010)
熊谷 智博  法政大学, キャリアデザイン学部, 准教授 (20400202)
竹中 千春  立教大学, 法学部, 教授 (40126115)
上田 光明  龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (60588929)
窪田 幸子  神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80268507)
大串 和雄  東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (90211101)
研究期間 (年度) 2017-07-18 – 2020-03-31
キーワードボスニア / 移行期正義 / 和解 / 国家制度 / 治安部門
研究成果の概要

本研究課題は、4人の政治学研究者、文化人類学研究者、社会心理学研究者、犯罪学研究者の合計7人による共同研究である。研究成果は、研究成果報告書に纏められており、それぞれ「多民族地域『ボスニア』における民族間関係の過去と現在」。「ボスニア紛争の被害者と移行期正義」「人道的介入とジェンダー政治」「和解という道筋の可能性を考える」「国防改革の成功と代償」「現代ボスニア・ヘルツェゴヴィナに民族間対立はあるか?」「紛争後のボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける民族的アイデンティティ及び共通内集団アイデンティティが社会秩序に与える影響」として寄稿されている。

自由記述の分野

国際政治史、バルカン地域研究、比較地域紛争研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究における「たこつぼ」化が言われて久しい。本研究課題は、そうした「たこつぼ化」にどのように向き合うべきかに関するひとつの試みである。本研究課題において、「たこつぼ化」をどのように克服することができたかどうかについて、短期的な成果としては明らかではない。しかしながら、本研究課題の研究代表者・分担者が、ボスニアでの現地調査やその後の研究報告を行う中で、専門分野間で忌憚のない議論を行い、それが本来の研究対象を相対化しつつあることは明らかである。中長期的には、それが「たこつぼ化」を打破する、迂遠ではあるが、確実な方法である。その意味で、本研究課題の学術的意義は十分に評価できるものである。

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公開日: 2021-02-19  

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