研究課題
ナノレベルでの検査技術として用いる超音波測定において,構造材料中の微細組織を非線形超音波応答によって精緻に検出しうることが可能であることに着目して研究を進めた.原子空孔およびその集合体(ボイド),不純物およびその集合体(析出物)等の微細組織を配置した分子動力学(MD)法の計算セルに対して,片側(波源)から複数の弾性波を導入し,その反対側(検出位置)での各原子の変位の平均をタイムステップ毎に記録しこれをフーリエ変換することによって,各々の微細組織形成に伴う非線形超音波応答を定量化した.さらに,導入する弾性波の長波長化,および複数元素を取り入れたMD法に関して検討を行った.
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 3件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件)
Computational Materials Science
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