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2020 年度 実績報告書

地域の健康を支える資源としての森林資源のポテンシャルと住民のニーズの把握

研究課題

研究課題/領域番号 17KT0072
研究機関東京大学

研究代表者

藤原 章雄  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (60292794)

研究分担者 齋藤 暖生  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 講師 (10450214)
森田 恵美  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (60551968)
高山 範理  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70353753)
研究期間 (年度) 2017-07-18 – 2021-03-31
キーワード山中湖村 / アンケート調査 / 健康 / 統計 / GIS / 森林 / 森活で健康
研究実績の概要

<山中湖村住民のニーズに関する調査>山中湖村の協力のもと行なったアンケートデータの分析から、山中湖村住民の森林への意識と自然環境を活用した健康づくり活動の実態について知見を得た。
<山中湖村との協働による自然環境を生かした地域の健康づくりプロジェクト「森活で健康」の推進を通したアクションリサーチ>調査結果を受けて山中湖村福祉健康課と自然環境を生かした地域の健康づくりプロジェクト「森活で健康」に関わる実験的事業を行なった。地域の自然環境を生かした健康づくりと文化芸術活動を組み合わせた「癒しの森の朝もや音楽会」を試みることで、地域の森林を活用した活動のポテンシャルについて、実証的な知見を得た。
<研究成果の社会還元>地域の自然環境を活用した地域づくりのコンセプトの普及啓発および研究成果の社会還元のための一般書籍「東大式癒しの森のつくり方」を出版した。
<その他>研究分担者との情報共有およびディスカッションはテレビ会議を活用して月に1回計9回行った。山中湖村と本研究課題に関して2回の会合を持ち,会合以外でも相互にコミュニケーションを図った。本研究によって構築した山中湖村との協働体制を基盤にし、住民意識を表すデータと,森林の現状,そして,双方をリンクする散歩活動および散歩道の住民参加による実態について継続的な調査を行い,行政と大学の連携による,地域の自然環境を活かした住民の健康づくり活動「森活で健康」によるアクティブリサーチを継続する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020 その他

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 森林空間を活用した音楽会の試みと自由記述アン ケートから得られたこと2021

    • 著者名/発表者名
      藤原章雄・齋藤暖生・高山範理・森田えみ・竹内啓恵
    • 学会等名
      第132回日本森林学会大会
  • [図書] 東大式 癒しの森のつくり方2020

    • 著者名/発表者名
      東京大学富士癒しの森研究所、浅野友子、齋藤暖生、藤原章雄、辻 和明、西山教雄、竹内啓恵、齋藤純子
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      築地書館
    • ISBN
      978-4806716082
  • [備考] 森活で健康 東京大学富士癒しの森研究所 山中湖村 共同プロジェクト

    • URL

      https://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/fuji/morikatsu/?page_id=74

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公開日: 2021-12-27  

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