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2019 年度 研究成果報告書

気候変動とグローバルヘルス

研究課題

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研究課題/領域番号 17KT0118
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 グローバル・スタディーズ
研究機関国立研究開発法人国立環境研究所 (2018-2019)
東京大学 (2017)

研究代表者

関山 牧子  国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 主任研究員 (90396896)

研究分担者 松田 浩敬  東京農業大学, 農学部, 准教授 (50451901)
ギータ モハン  国際連合大学サステイナビリティ高等研究所, サステイナビリティ高等研究, Research Fellow (90647075)
研究期間 (年度) 2017-07-18 – 2020-03-31
キーワード栄養不良 / 東アフリカ
研究成果の概要

東アフリカは、気候変動による疾病負荷が高く、気候変動にもっとも脆弱な地域とされている。アフリカにおける気候変動の健康影響として、栄養不良・蚊媒介伝染病・下痢症疾患・熱中症の増加が懸念されているが、その機序は非常に複雑で未解明な部分も多く、十分な研究の蓄積がない。本研究では、健康影響の中でも栄養不良に着目し、①栄養不良と気候変動との関係に関する研究を実施するための体制を構築すること、②現地でのフィールド調査に基づき、東アフリカにおける栄養不良と気候変動の関連とその背景要因を明らかにすることを目的とした。

自由記述の分野

国際保健学

研究成果の学術的意義や社会的意義

東アフリカにおいて実施したシンポジウムでの議論や共同でのフィールド調査を通じ、東アフリカでの気候変動の健康影響を明らかにするうえで、気候変動と疾病等の関連はもちろんのこと、それに自然資源-農業-栄養-健康の連関を同時に踏まえる必要があること、さらにそれらの背景たる伝統的な土地制度や家族制度など、特有の要因を分析することが求められることが示唆された。本研究は、研究フレームワーク、手法等の試行段階にとどまるが、今後、さらなる研究蓄積を図り精緻化することで、社会の基盤となる文化の継承と発展、社会生活の質の改善、現代的諸問題の克服と解決に資する等、社会貢献することが期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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