本研究は、地域社会における農の意義を明らかにするために、肥満・虚弱者における農の効果を農場において実証するものである。 初年度であるH29年度は、H30年度とH31年度に実施予定の本試験に向けて、研究計画の検討・作成と実施可能性の検証を行った。 パイロット的に、被験者の動線の確認や、測定項目(血液指標、心理学的指標、食事内容、活動量)を確認し、適切かどうかの検討を行った。 農場における作業という介入内容について、季節や被験者の特徴を踏まえて、適切な作業内容と頻度について検討し、介入の内容と期間について確定した。 本試験の研究計画を作成し、倫理委員会に申請を行った。
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