研究課題
特別推進研究
半導体スピン量子ビットもしくは超伝導磁束量子ビットを微小共振器に閉じ込め、これをコヒーレント状態にある光もしくはマイクロ波パルスを用いて初期化、制御、測定することにより、スケーラブルな量子情報処理システムを構築する概念を確立する。その候補として、次の2つの方式を取り上げる。第1の方法では、コヒーレント状態にあるパルスで量子ビットを制御することにより、ユニタリゲートモデルもしくは一方向(クラスター状態)量子計算モデルの実現を目指す。第2の方法では、コヒーレント状態にあるパルスで共振器ポラリトンを励起し、そのボーズ・アインシュタイン凝縮(BEC)特性を利用して、人工的に作り込まれた多体ハミルトニアンの基底状態を見つけ出す量子計算モデルの実現を目指す。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (4件) 備考 (4件) 産業財産権 (2件)
Quantum Information Processing Volume8,Issue2
ページ: 199-215
Nature 456
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