研究課題
特別推進研究
21世紀の生命科学の時代における緊急課題として、生体軟組織に代替するソフト&ウェットマテリアルを創製する。目標は下記の通りである。(1)機能性高強度ゲルの創製 : 血管、軟骨や腱などの生体軟組織の秩序/複合/階層構造をヒントに、高い力学強度としなやかさ、それに高機能を同時に実現するようなゲルをデザインし、合成化学と生合成の手法を縦横に活用して創製する。(2)機能性高強度ゲルの特性解析 : 上述のゲルが持つ力学特性、界面特性などを解析し、その秩序/複合/階層構造との関連を解明する。さらに、生体軟組織と比較することによって、生物の優れた機能発現の原理を物質科学的な視点から解明する。(3)生体適合性高機能ゲルの創製 : 上記(1)(2)の成果を活かし、生体適合性と優れた機能を併せ持つゲルを開発し、ソフト&ウェットな人工血管、人工関節軟骨、人工腱などの真の生体代替軟組織に応用する。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (3件) 備考 (3件)
Soft Matter 5
ページ: 1804-1811
Macromolecular Bioscience 9
ページ: 307-316
Macromolecules 42
ページ: 2184-2189
Advanced Materials 20
ページ: 4499-4503
Macromolecules 40
ページ: 4313-4321
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/g2/