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2006 年度 実績報告書

大強度ビーム実験のための次世代データ収集システム

研究課題

研究課題/領域番号 18042002
研究機関大阪大学

研究代表者

能町 正治  大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (90208299)

研究分担者 菅谷 頼仁  大阪大学, 大学院理学研究科, 助手 (80324747)
キーワードデータ収集システム / 大強度ビーム
研究概要

ATCA規格のFADCモジュールを用い、大強度ビームにおける実験のためのパイプライン処理を行うシステムの開発を行った。さらに、実際の検出器からの信号処理を実証するための実証システムを構築し、実証試験を始めた。
開発したシステムは500MHzのFADCシステムである。FADCのハードウエアは既に開発されていたシステムを用い、本年度はパイプライン処理を行う部分のデータ処理回路を開発した。大強度ビームを用いた実験では信号のパイルアップが頻繁に起こる。今回開発したシステムは、これをデッドタイムなく効率よく弁別・収集するためのシステムである。
今年度は信号発生器を用いパイルアップした信号を擬似的に発生させ、回路の開発を行った。また、シリアルデータラインの信号テスターを開発し、データ転送速度のモニターを行い、その性能向上を行った。
このようなシステムは必ずしも大強度ビームに限らず必要とされており、いくつかの実験で同時に実証試験を行っている。この開発に関しては日本物理学会において3月に発表する。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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