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2006 年度 実績報告書

情報共有の場への誘引と情報開示促進の要因

研究課題

研究課題/領域番号 18049067
研究機関明治学院大学

研究代表者

森田 正隆  明治学院大学, 経済学部, 助教授 (70339604)

研究分担者 竹田 陽子  横浜国立大学, 環境情報研究院, 教授 (80319011)
キーワード情報共有 / プラットフォーム / オープン・ネットワーク / 情報開示 / 取引 / 協働
研究概要

本研究は、オープン・ネットワーク上で企業や消費者などがコラボレーションや取引を活発におこなう「場」となるプラットフォームの構築と運営に影響を与える諸要因のメカニズムを明らかにすることを目的としている。具体的には、(1)社会に偏在する断片的な情報を持つ諸企業や諸個人を集めてくる仕組み、(2)取引や協働作業にとって必要な情報が経済合理的に開示・共有される仕組み、以上の2つの仕組みの促進や阻害にかかわる要因を明らかにすることによって、情報共有に基づいて相互作用を生み出す場(仮に『情報共有プラットフォーム』と呼ぶ)をネットワーク上に構築し運営していくために必要な知見を得ることである。
本年度は下記の課題に取り組んだ。
(1)企業間情報共有プラットフォームの研究
第一に、技術開発者が技術の応用可能性を開拓する際に誰にどのように可視化して説明しているかについての実態調査をおこない、技術の可視化にとって効果的な方法や要因を明らかにした。
第二に、バーチャル中古車オークションのプラットフォーム企業であるオークネットの事例研究をおこない、ケースを作成し公開した。
(2)企業対消費者および消費者間情報共有プラットフォームの研究
第一に、情報共有を促進するメディア環境の変化を受けて企業のコミュニケーション戦略がどのような影響を受けるのかについて先行研究レビューと理論的検討、および事例研究をおこない、新たなデジタル・インタラクティブ・メディアを活用することによってもたらされる効果として5つの要因を抽出した。
第二に、消費財企業の顧客コミュニティの事例研究に着手し、当該企業と共同研究の枠組みを構築し、データ収集と分析を開始した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 情報システム導入におけるコミュニケーションの問題2007

    • 著者名/発表者名
      竹田陽子
    • 雑誌名

      組織科学 Vol.40 No. 3

      ページ: 66-77

  • [雑誌論文] クロスメディア講座 第4回2007

    • 著者名/発表者名
      森田正隆
    • 雑誌名

      スベース(毎日新聞社) No.355

      ページ: 12

  • [雑誌論文] 「クロスメディア戦略」の意義-新聞広告が果たすべき役割を踏まえて2006

    • 著者名/発表者名
      森田正隆
    • 雑誌名

      新聞広告報(日本新聞協会) 682号

      ページ: 2-3

  • [雑誌論文] クロスメディア講座 第1回2006

    • 著者名/発表者名
      森田正隆
    • 雑誌名

      スベース(毎日新聞社) No. 352

      ページ: 12

  • [雑誌論文] クロスメディア講座 第2回2006

    • 著者名/発表者名
      森田正隆
    • 雑誌名

      スベース(毎日新聞社) No. 353

      ページ: 12

  • [雑誌論文] クロスメディア講座 第3回2006

    • 著者名/発表者名
      森田正隆
    • 雑誌名

      スベース(毎日新聞社) No.354

      ページ: 12

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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