研究課題
特定領域研究
均一系および不均一系触媒化学の概念融合による新たな協奏機能触媒化学の確立をめざし、A01「分子機能触媒化学」、A02「多金属機能触媒化学」、A03「固体機能触媒化学」、A04「生体模倣機能触媒化学」の4つの研究項目を設定して、19名の計画研究実施者が、それぞれ分担し、相互に深い連携をとりつつ研究推進する。研究実施にあたって、本総括班に設けた実施グループの研究者1名以上が各研究項目を分担し, 各研究項目の進展を注視しつつ研究総括する。二年目以降は計画班員に加えて、新たに参画した64名の公募班員が、A01、A02、A03、A04の研究項目を分担して研究推進する。研究者は副分野性をとり積極的な共同交流をはかるとともに、共同研究を積極的に促進する。さらに協奏機能触媒の概念をより広く広めるため、既存の日本化学会、触媒学会や錯体化学討論会に協奏機能触媒のセッションを設定して、広く他分野の研究者との討論を積極的に実施する。また、国際会議を開催して, 協奏機能触媒に関して海外の研究者との意見交換や討論を積極的に推進する。評価グループは7名の学識経験者から構成され、より幅広い見地から本研究推進に助言・評価を受ける。
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