研究課題
特定領域研究
研究では、溶液内やタンパク質における化学反応を自由エネルギー面に基づいて調べるための方法論の開発と応用を行った。まず自由エネルギー面に基づいて化学反応を議論する為、RISM-SCF法、LRFE-SCF法、RISM-MP2法などを開発した。次に、気相・液相中における光励起緩和過程のメカニズムを調べることを目的として、最低エネルギー円錐交差(conical intersection)の配置をMS-CASPT2レベルで直接定量的に求めるための方法を開発した。最後に、電子分極の効果を顕に含むタンパク質の一般分子力場をcharge response kernel(CRK)に基づいて構築し、それをMet-Enkephalin分子の統計分布などに応用した。さらに、CRK に基づいた分子動力学計算を行い、通常の液体とイオン液体の動的な性質の違いについて議論を進めた。
すべて 2010 2009 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 14件) 学会発表 (3件)
Journal of Chemical Physics 113
ページ: 044106
Chemical Physics Letters 492
ページ: 193-197
Biophysical Journal 98
ページ: 1649-1657
Journal of Physical Chemistry A 113
ページ: 6158-6165
Chemical Physics Letters 476
ページ: 97-100
Journal of Chemical Theory and Computation 5
ページ: 2809-2821
ページ: 9207-9212
Chemical Physics Letters 464
ページ: 220-225
Journal of Chemical Physics 126,15
ページ: 224513
Journal of Chemical Physics 126,10
ページ: 144503
Chemical Physics Letters 437
ページ: 293-297
ページ: 159-163
J. Am. Chem. Soc. 129
ページ: 2901-2909
Journal of Chemical Physics 126
ページ: 054511,15
Journal of Chemical Physics 125,10
ページ: 084307