研究課題/領域番号 |
18066009
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
榊 茂好 京都大学, 工学研究科, 教授 (20094013)
|
研究分担者 |
永瀬 茂 京都大学, 分子科学研究所・理論分子科学研究系, 教授 (30134901)
高塚 和夫 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (70154797)
加藤 重樹 京都大学, 理学研究科, 教授 (20113425)
田中 秀樹 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (80197459)
|
キーワード | 分子理論 / 電子状態理論 / 反応動力学 / 分子動力学 / 分子構造 / 電子相関効果 / 物性 / 複合電子系 |
研究概要 |
総括班会議を8月に京都で、10月に京都で、3月に東京で合計3回開催し、全体の研究の進捗状況を点検すると共に、共同研究を促進するための調整をいった。8月の第1回総括班会議では全体の公開シンポジウムの日程とおよそのスケジュールを決め、10月の総括班会議では、具体的な共同研究への取り組みをどうするか、公募班員の募集をどうするか、を討議した。第3回目の総括班会議では、研究成果を取りまとめ、成果が順調に上げられているか点検した。 公開シンポジウムを2回開催した。10月に京都大学北部構内の講義室で2日間に渡って開催した第1回目は計画研究代表者による研究計画の概要説明を中心に行った。計画班員19名の発表にもかかわらず、70名強の参加者があり、熱心な討論が行なわれた。第2回目は3月に東京大学駒場キャンパス内のホールで2日間に渡って開催した。成果発表と共に海外から関連研究者3名を招待し、活発な討論が行なわれた。 同時に、若手の研究者、博士課程の高学年学生から優秀な学生を選抜し、かれらを関係する重要な国際会議「サニベル国際会議」へ派遣して、研究成果を発表させると共に、海外での経験を積ませた。また、海外から分子動力学研究者1名を招き、勉強会を開催した。 市民向けの講演会として、3月末に京都大学福井謙一記念研究センターで「フロンティア軌道理論と現代の理論化学」を開催し、15名程度の参加者と少数ではあったが、熱心な参加が得られた。ホームページは研究発足と共に立ち上げ、本研究領域からの情報発信につとめている。また、班員名簿、成果報告書、2回の公開シンポジウムの要旨集を発行し、班員以外の関係者にも配布した。
|