研究課題
特定領域研究
水は広い温度圧力領域において数多くの結晶多形を有し、それは水分子の持つ水素結合能に深く依存していることは、その四面体構造から明白である。この構造は、数10GPa以上のプロトン位置の対称化や高温高圧における超イオン伝導体となる領域、すなわちもはや水分子が実態として存在しない温度圧力範囲を除いて、維持されている。水分子は水素結合部位を除けば、基本的には球形分子であり、プラスチック相が出現することも当然期待され、この領域における新規な相を探る。これを、低次元での高圧における構造研究の指針とした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
Proc.Natl.Acad.Sci.USA 105
J.Chem.Phys. 128