研究概要 |
平成21年度は、特に最適化(数理計画法)の考え方に基づくLDPC符号の復号として線形計画法に基づく復号法の検討を本格化した。また、圧縮センシングに関する理論的な検討も同時に進めた。これらの成果は、IEEE ISITやIEEE ITワークショップなどの国際シンポジウムにいて報告を行っている。また、前年度に検討を行った凸計画復号問題に現れる制約多面体を改善する切除平面法に基づく効率の良い検査行列の改善法について研究をまとめ、論文として投稿した。その結果、IEEE Journal of Selected Areas in Communicationsに掲載された。また、本計画研究をまとめるべく、複数の論文の執筆を行った。その結果、IEEE Trans. Inform. Theory, IEEE Trans. on Communicationsに論文の採録が決定している。
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