研究課題
基盤研究(S)
我々が2002年に報告した重度不全NOG マウスは、異種の細胞や組織の生着が極めて高いマウスである。このマウスを使うことによって、マウスの中でヒト細胞や組織などがヒトの中で見られるように機能する「ヒト化マウス」の作製が可能になる。本プロジェクトの目的は、NOGマウスへのヒトの遺伝子の導入、マウス遺伝子の不活化などの改良を加えることで、「ヒト化マウス」の作製のためにより好適な免疫不全マウスを作製することである。4年間の研究期間で、33系統の改良型免疫不全マウスを確立でき、また、10系統が現在作製中である。また、NOGマウスや新に作製した改良免疫不全マウスを用いて、ヒト感染症、GVHD、腫瘍転移、ヒト型肝臓やヒト幹細胞分化などの多様なモデルを作製できた。これらヒト化マウスを用いることで、新薬の薬効や安全性評価、および疾病の病態発現の機序の解析が容易になると期待できる。
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