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2008 年度 自己評価報告書

16-19 世紀、伝統都市の分節的な社会=空間構造に関する比較類型論的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18102002
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 史学一般
研究機関東京大学

研究代表者

吉田 伸之  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40092374)

研究期間 (年度) 2006 – 2010
キーワード日本史 / 西洋史 / 建築史・意匠 / 都市史 / 比較史 / 社会的結合 / 社会=空間構造 / 分節構造
研究概要

本研究は、16-19世紀における伝統都市の歴史的特質を、巨大化を遂げた諸都市の分節的な社会=空間構造(分節構造)、とりわけその基底にある社会的結合の存立機制に注目し、伝統都市の分節構造に関する主要な史料群の把握・収集とその共有化をはかりながら、事例間の比較類型論的把握を格段に進展させようと試みるものである。
また、伝統都市に関する主要な基礎史料群を包括的に把握し、新出史料群の調査を行うことをめざす。特に、本研究では日本近世を中心に、フランス、イギリス、中国、アメリカ合衆国などについて、16-19 世紀以来の歴史的な系譜を持つ旧伝統都市を取り上げ、それぞれの社会=空間構造を明らかにする上での史料収集に努める。
さらに本研究計画を推進する中で、国際的な研究交流を促進し、伝統都市の比較類型把握に実践的に取り組み、シンポジウムやラウンドテーブル&ワークショップなどを通じて、研究者間のネットワークを構築することを試みる。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 図書 (5件) 備考 (1件)

  • [図書] 近世パリに生きる-ソシアビリテと秩序2008

    • 著者名/発表者名
      高澤紀恵
    • 総ページ数
      270
    • 出版者
      岩波書店
  • [図書] 「カナレットの描いた二つの橋 : 18世紀ロンドンにおける表象の転換」『江戸とロンドン』(近藤和彦・伊藤毅編著)2007

    • 著者名/発表者名
      近藤和彦
    • 総ページ数
      224-240
    • 出版者
      山川出版社
  • [図書] 「近代天津的廟会与民間文化」『近代中国与民間文化』(李長莉・左玉河編)2007

    • 著者名/発表者名
      吉澤誠一郎
    • 総ページ数
      180-195
    • 出版者
      北京 : 社会科学文献出版社
  • [図書] 『武士の周縁に生きる』[身分的周縁と近世社会]7巻2007

    • 著者名/発表者名
      森下徹編著
    • 総ページ数
      245
    • 出版者
      る吉川弘文館
  • [図書] 『寺社をささえる人びと』[身分的周縁と近世社会]6巻2007

    • 著者名/発表者名
      吉田伸之編著
    • 総ページ数
      263
    • 出版者
      と吉川弘文館
  • [備考]

    • URL

      http://www.l.u-tokyo.ac.jp/trad3

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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