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2007 年度 実績報告書

現代日本の若年者の行動と意識の変容に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18103003
研究機関東京大学

研究代表者

石田 浩  東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40272504)

研究分担者 佐藤 博樹  東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60162468)
玄田 有史  東京大学, 社会科学研究所, 教授 (90245366)
佐藤 香  東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (10313355)
三輪 哲  東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (20401268)
白波瀬 佐和子  東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (00361303)
キーワード社会学 / 経済政策 / 教育学
研究概要

本研究の目的は,若年者を対象にパネル(追跡)調査を実施することにより,若年者のライフコース全
体の中での教育,就業,結婚,意識に関する変化を総合的に捉え,相互の関連性を明らかにすることにある。この目的のために,2007年1月-4月にかけて「働き方とライフスタイルに変化に関する全国調査」を実施した。平成19年度は,この調査データのクリーニング・コーディング作業を行い,データ分析に着手した。
(1)研究体制の再編
すでに平成18年度には,東京大学社会科学研究所の中に立ち上げた「若年パネル研究会」を母体として「調査企画-委員会」と「調査実施委員会」という2つの研究組織を設置し,調査の設計,調査票作成,予備調査の実施,調査対1象者の抽出,本調査の実施を行った。平成19度は調査データのクリーニング・コーディング作業を行うために,2つの委員会とは別に「ワーキング・グループ」を設置した。
(2)データのクリーニング・コーディング作業
2007年調査データのクリーニング作業を「データクリーニング・コーディング担当ワーキング・グループ」を中心に進めた。クリーニング終了後,職業,産業に関する対象者の自由記述を職業,産業分類コードに変換するコーディング作業を行った。コーディング作業についてはコンピュータによる自動コードシステムを補助として採用し,コーディングの効率化を図った。
(3)2007年調査データの確定と研究会活動によるデータ分析
データのクリーニング・コーディング作業が終了後,まずデータの有効回収数の確定,回収率の確定などの作業に着手した。研究テーマに沿って研究会を開催し,それぞれの課題についての分析を開始した。分析結果は,研究会で報告した後に,順次ディスカッション・ペーパーとして成果を刊行した。
2007年調査データのクリーニング作業を「データクリーニング・コーディング担当ワーキング・グループ」を中心に進めた。クリーニング終了後,職業・産業に関する対象者の自由記述を職業・産業分類コードに変換するコーディング作業を行った。コーディング作業についてはコンピュータによる自動コードシステムを補助として採用し,コーディングの効率化を図った。
(3)2007年調査データの確定と研究会活動によるデータ分析
データのクリーニング・コーディング作業が終了後,まずデータの有効回収数の確定,回収率の確定などの作業に着手した。研究テーマに沿って研究会を開催し,それぞれの課題についての分析を開始した。分析結果は,研究会で報告した後に,順次ディスカッション・ペーパーとして成果を刊行した。
(3)2007年調査データの確定と研究会活動によるデータ分析 データのクリーニング・コーディング作業が終了後,まずデータの有効回収数の確定,回収率の確定などの作業に着手した。研究テーマに沿って研究会を開催し,それぞれの課題についての分析を開始した。分析結果は,研究会で報告した後に,順次ディスカッション・ペーパーとして成果を刊行した。

  • 研究成果

    (17件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件)

  • [雑誌論文] 世代間移動の生存分析アプローチ2008

    • 著者名/発表者名
      石田 浩
    • 雑誌名

      世代間移動と世代内移動

      ページ: 55-74

  • [雑誌論文] 東京大学社会科学研究所のパネル調査について-働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)2007の結果から-2008

    • 著者名/発表者名
      石田 浩・三輪 哲・大島 真夫
    • 雑誌名

      中央調査報 604

      ページ: 1-7

  • [雑誌論文] 大人になるのが難しい時代2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤 香
    • 雑誌名

      R-T 12

      ページ: 1-9

  • [雑誌論文] 高卒就職をめぐる課題2008

    • 著者名/発表者名
      佐藤 香
    • 雑誌名

      月刊高校教育 1号

      ページ: 42-45

  • [雑誌論文] 社会の変化と個人の変化2008

    • 著者名/発表者名
      三輪 哲
    • 雑誌名

      ESTRELA 158号

      ページ: 32-35

  • [雑誌論文] Jobless Youths and the NEET Problem in Japan2007

    • 著者名/発表者名
      Yuji Genda
    • 雑誌名

      Social Science Japan Journal 10

      ページ: 23-40

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 高校が就職斡旋をすること-高校がハローワーク?2007

    • 著者名/発表者名
      石田 浩
    • 雑誌名

      日本労働研究雑誌 561

      ページ: 56-58

  • [雑誌論文] 今なぜキャリア教育が必要なのか2007

    • 著者名/発表者名
      玄田 有史
    • 雑誌名

      兵庫教育 675号

      ページ: 1-7

  • [雑誌論文] 教育の経済効果とは2007

    • 著者名/発表者名
      玄田 有史
    • 雑誌名

      経済セミナー 628号

      ページ: 19-22

  • [雑誌論文] 若年無業の経済学的再検討2007

    • 著者名/発表者名
      玄田 有史
    • 雑誌名

      日本労働研究雑誌 567号

      ページ: 97-112

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 若年雇用の新たな「内部化」2007

    • 著者名/発表者名
      玄田 有史
    • 雑誌名

      一橋ビジネスレビュー 55

      ページ: 20-33

  • [学会発表] 世代間移動の生存分析アプローチ2008

    • 著者名/発表者名
      石田浩
    • 学会等名
      日本数理社会学会第45回大会
    • 発表場所
      成蹊大学
    • 年月日
      2008-03-17
  • [学会発表] 階層的地位と配偶者選択2008

    • 著者名/発表者名
      三輪哲
    • 学会等名
      日本数理社会学会第45回大会
    • 発表場所
      成蹊大学
    • 年月日
      2008-03-16
  • [学会発表] 若年者のキャリアと意識に関する実証研究(1)非典型雇用を見直す型雇用に従事するか-社会的背景と初職の雇用形態2007

    • 著者名/発表者名
      石田 浩
    • 学会等名
      日本教育社会学会第59回大会
    • 発表場所
      茨城大学
    • 年月日
      2007-09-22
  • [学会発表] 若年者のキャリアと意識に関する実証研究(2)変化する意識/変化しない意識不安に対する年齢・世代の効果2007

    • 著者名/発表者名
      佐藤 香
    • 学会等名
      日本教育社会学会第59回大会
    • 発表場所
      茨城大学
    • 年月日
      2007-09-22
  • [学会発表] 若年者のキャリアと意識に関する実証研究用労働者にとっての世代内移動(1)非典型雇用を見直す非典型雇2007

    • 著者名/発表者名
      三輪 哲
    • 学会等名
      日本教育社会学会第59回大会
    • 発表場所
      茨城大学
    • 年月日
      2007-09-22
  • [学会発表] 若年・壮年層の格差に関する意識は変わったか2007

    • 著者名/発表者名
      三輪 哲
    • 学会等名
      東北社会学会第54回大会
    • 発表場所
      東北福祉大学
    • 年月日
      2007-07-21

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2021-12-22  

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