研究課題
基盤研究(S)
本研究の目的は、「銀河団では、メンバー銀河が高温プラズマ中を運動するさい、電磁流体効果によりプラズマと相互作用し、力学的エネルギーをプラズマへ受け渡して加熱や粒子加速を引き起こす。その反作用で銀河は徐々にポテンシャル中心へ落下する」という仮説を検証することである。そのため本研究では「すざく」衛星による銀河団のX線観測を進めつつ、銀河団の光学観測を組み合わせる。将来に向け撮像型の硬X線・ガンマ線装置の開発も行なうとともに、荷電粒子の電場加速を理解するため、関連する天体や、地上の雷の観測を進める。
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Publ. Astr. Soc. Japan 61(in press)
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Phys. Rev. Lett 99(id 165002)