研究分担者 |
金谷 和至 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 教授 (80214443)
青木 慎也 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 教授 (30192454)
吉江 友照 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 准教授 (40183991)
石塚 成人 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 准教授 (70251030)
蔵増 嘉伸 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 准教授 (30280506)
谷口 裕介 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 講師 (60322012)
大川 正典 広島大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00168874)
石川 健一 広島大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (60334041)
佐々木 潔 筑波大学, 計算科学研究センター, 研究機関研究員 (80400696)
滑川 裕介 筑波大学, 計算科学研究センター, 研究員 (00377946)
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研究概要 |
素粒子の強い相互作用は量子色力学QCDで記述される.本課題では,計算アルゴリズムの抜本的改善と超並列クラスタ計算機PACS-CSによる計算力の増強を組み合わせることにより,格子QCD分野の1980年代以来の懸案であった物理点シミュレーション,即ち,軽いクォーク(u,d,s)の真空偏極効果を完全に取り入れたシミュレーションを実現し,ハドロン質量スペクトルの精密計算等によるQCDの検証及び強い相互作用の多様な物理現象の解明を行った.さらに,ヘリウム原子核のQCDに基づく直接計算等を行い,原子核研究の新たな方向を開拓した.
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