研究課題
基盤研究(S)
質量分析装置を用いてmultiplexed MRMモードを活用して、高感度同時に細胞膜蛋白質を定量する方法を開発した。本研究で最も優れた成果は、定量に適したペプチドをアミノ酸配列に基づいたin silicoで選択できるようになったことである。この手法を用いて、マウスの脳毛細血管内皮細胞(血液脳関門)の輸送担体蛋白質の発現量を解明した。さらに、ヒトの血液脳関門における輸送担体蛋白質の発現量も明らかにした。ヒト血液脳関門について、11種類の未知の輸送担体候補蛋白質を見出すことができた。本研究は今後の血液脳関門研究、特に、病態効果を解明する上で非常に有用である。
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http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~soutatsu/dds