研究課題
基盤研究(S)
味覚は消化管の入り口で、食物情報をいち早く中枢に伝え、消化吸収を円滑にし、エネルギーやミネラルバランスの維持に働く健康維持に不可欠な感覚であると考えられている。甘味・塩味物質の過剰摂取は生活習慣病の起因となりえる。そこで本研究は、食嗜好に関与する甘味・うま味・塩味に焦点をあて、(1) 味細胞における受容と神経情報伝達、(2) 修飾物質による感受性調節、(3) 肥満・非肥満者の味覚受容・栄養吸収のホルモンによる修飾、(4) 関連遺伝子の多型性と感受性変異の連関、について解析し味覚の食を通じた健康への寄与を探求する。
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