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2008 年度 実績報告書

3次元高精細全方位動画像の獲得と提示

研究課題

研究課題/領域番号 18200012
研究機関大阪工業大学

研究代表者

谷内田 正彦  大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (20029531)

研究分担者 岩井 儀雄  大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (70294163)
長原 一  大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (80362648)
キーワードセンサ融合・統合 / 全方位動画像 / 3次元高精細
研究概要

(1)高解像度動画配信用ソフトウェアの開発と配信システムの開発
蓄積された2種類の全方位画像を圧縮してインターネットにより複数の閲覧装置(クライアント)に配信するサーバシステムと,配信された2種類の全方位動画像から閲覧者側で高解像度でかつリアルタイムの動画像を作成するための高解像度動画配信用ソフトウェアの開発を行った。各クライアントに専用の通信チャンネルを設けることで,各クライアントとインタラクティブにデータをやり取りすることができる.さらに,伝送信号に優先度を設定し通信チャンネルの輻輳を抑えることができた
(2)広視野角ヘッドマウントディスプレイの試作による高臨場感3次元提示システムの開発と評価
配信された全方位画像と3次元情報を利用して,3次元ウォークスルーシステムの構築を行い,全体システムの評価を行なった.具体的には,複数人に同時配信するときに,複数人が複数の部分画像を同時要求した場合の性能評価を行った.通常の映像配信の場合は,高優先度映像だけが送られることになるが,部分画像だけで良い場合は,部分画像だけを転送すれば良いので帯域圧縮が期待できる.そこで,部分画像を要求したクライアントには,必要な領域のみを伝送することにより,配信サーバは個人個人の要求にインタラクティブに応答することができる.ここでは,ネットワーク帯域と応答性能,CPU能力,システムバス能力とを比較して,配信サーバが何台までのクライアントの要求に応えられるかを検証した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 全方位高解像度複合センサカメラと映像配信システム2009

    • 著者名/発表者名
      岩井儀雄, 長原一, 渡邊清高, 谷内田正彦
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 : コンピュータビジョンとイメージメディアア Vol. CVIM24(3月発行予定)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] DCTによる次元圧縮と事例選択を用いたビデオ超解像アルゴリズムの高速化2008

    • 著者名/発表者名
      渡邊清高, 岩井儀雄, 羽下哲司, 谷内田正彦
    • 雑誌名

      映像情報メディア学会 Vol. 62, No. 11

      ページ: 1768-1776

    • 査読あり
  • [学会発表] 単一視点と均一解像度特性を有する一般化全方位カメラモデル2008

    • 著者名/発表者名
      青竹貴之, 長原一, 岩井儀雄, 谷内田正彦
    • 学会等名
      画像の認識・理解シンポジウム
    • 発表場所
      長野
    • 年月日
      20080700

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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