| 研究課題/領域番号 |
18200044
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| 研究機関 | 弘前大学 |
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研究代表者 |
中路 重之 弘前大学, 大学院・医学研究科, 教授 (10192220)
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| 研究分担者 |
梅田 孝 弘前大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (50311535)
高橋 一平 弘前大学, 大学院・医学研究科, 助教 (70400132)
福田 眞作 弘前大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60261450)
下山 克 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (50312492)
辨野 義己 理化学研究所, 微生物材料開発室, 室長 (40087599)
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| キーワード | 弘前市岩木地区 / 腸内細菌 / アレルギー / 健康・疾病パラメーター / 疫学調査 / 横断的研究 / 糞便 / 地域住民 |
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| 研究概要 |
平成19年度
本研究は、弘前市I地区の20歳以上の住民を対象に、腸内細菌の測定と健康・疾病パラメーターを調査し、両者の関連性を検討するものであるが、平成19年度は、以下の手順でパイロット地区(岩木地区五代、一町田などの住民約300名)を対象に調査を進めた。
1.研究実施者による研究事業打合せ(4月に実施)。
2.研究実施者と協力施設(岩木保健福祉センター)との事前打ち合わせ(4月に実施)
3.パイロット地区の住民に対する説明会(1回)
4.パイロット地区で以下の事業・調査を実施した(4月17日-27日のうちの10日間実施)。
(1)対象者から糞便1グラムを採取し、凍結して理化学研究所に移送し、T-RFLP法(Terminal Restriction Fragment Length Polymorphism法)を用いて腸内細菌を測定した。
(2)健康・疾病パラメーターの測定:病歴・現症聴取(家族歴、既往歴、特にアレルギー歴等)、便通、身長・体重測定、ウェストヒップ比、体脂肪率測定、骨密度測定、血液検査(肝機能、腎機能、脂質関連項目、グルコース、免疫学的項目、末梢血液像、免疫グロブリン)、尿検査(蛋白、糖)、呼気中水素濃度、好中球機能、ヘリコバクターピロリ感染状況、体力・運動機能測定、眼底検査、等の測定。
5.研究実施者による結果打ち合わせと対象住民への調査結果説明会(8月に実施)。
以上より、腸内細菌のパターンと対象者の健康度との一定の関係が明らかになった。例えば、アレルギー疾患を有する住民の腸内細菌は一般住民の標準的な値より偏っていた。
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