研究課題
基盤研究(A)
全盲の視覚障害者が触って鑑賞出来る立体模型や触って学べる立体教材を開発し、触覚鑑賞の世界を豊かにすることが研究計画の1つ目の柱である。従来の教材は、平面上で物体の輪郭を隆起させて触覚認識を可能とする教材がほとんどであったが、本研究では、3次元の立体模型を作ることに重点を置いている。本研究における立体模型開発の特徴現代の測定技術および情報技術を活用し立体模型の為に正確な形状データを用意さらに現代のデジタルものづくり技術(積造形法、特に石膏粉末、ナイロン粉末、光化性樹脂を材料とするもの)を用いて、正な形状データから正確な実体モデルを作することにある。研究計画の2つ目の柱は、立体の特徴を触覚認識するために、どのような手の操作が有効かの検証をおこなうこと、および立体を触って得られる触覚情報から立体認識がどのように行なわれるかの変換メカニズム、およびその形状記憶メカニズムの解明に向けた基礎研究を行なうことである。
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