研究課題
本年度は、主として下記に挙げる研究成果があがった1.超微小溶液チャンバー中におけるDNA複製反応の1分子計測(続き):上記と同様の超微小溶液チャンバーを用いてLAMP(loop mediated isothermal amplification)法によるDNA増幅に成功した。さらに、1分子の籍型DNAからの増幅反応にも成功した(Biomedical Microdevices)。3.エマルジョンを用いた超微小溶液チャンバーアレイの開発(続き):ガラス基板上に疎水的ポリマーを塗布し、その上に親水的なパターンを作成することで、water in oilのドロプレットのパターンを作成した。これを用その中で酵素1分子反応や回転分子モーター1分子計測に成功している。さらに、外部からマイクロガラスニードル等を用いて溶液を添加することで、任意の場所で任意の時間に酵素反応を開始することにも成功した。
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