研究課題/領域番号 |
18201032
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
吉越 昭久 立命館大学, 文学部, 教授 (40104682)
|
研究分担者 |
土岐 憲三 立命館大学, 理工学部, 教授 (10027229)
益田 兼房 立命館大学, COE研究推進機購, 教授 (50313317)
鐘ケ江 秀彦 立命館大学, 政策科学部, 教授 (90302976)
高橋 学 立命館大学, 文学部, 教授 (80236322)
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
|
キーワード | 歴史都市 / 文化遺産 / 人為的災害 / 防災 / サイバー・シティ / 地理情報システム(GIS) / 国際貢献 |
研究概要 |
歴史都市における人為的詐害から、文化遺産などをいかに防御すべきかということについて、人為的災害そのものについての研究の他に、防御の方法に関する基礎的な研究を進めた。 この期間中に韓国・ソウルの南大門における火災が発生した。この災害は、まさに人為的災害にあたり、この災害にかかわる調査を緊急に行ったことと、アジアの諸都市(とりわけ、ソウル、台北など)に関する現地調査も実施した。また、沖縄における戦争に伴う文化遺産などの被災についても調査をおこなっている。これらについては、平成19年度での発表はできなかったが、20年度中に公表する予定である。19年度の研究成果については、本報告書にも全部ではないが示しているように、論文や報告書、図書などでの公表の他に、学会発表も行っている。 さらに、人為的災害の専門家を招き、研究会を開催して(具体的には、2007.7.13「東本願寺における防災の取り組み」東本願寺防災担当、延澤栄賢氏、2007.10.24「災害と損害保険」東京海上日動リスクコンサルティング(株)開発グループリーダー、矢代晴美氏、2008.1.24「文書館・図書館の防災対策」富士常葉大学環境防災科学部長、小川雄二郎氏)、我々科研のメンバーでカバーできない分野・内容に関して報告してもらい、メンバーの他に他の専門家も含めて、ディスカッションを行った。また、外国の大学のセミナー(タイのタマサート大学)についても協力して、意見を交換した。
|