研究課題/領域番号 |
18202005
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研究機関 | 大阪人間科学大学 |
研究代表者 |
肥塚 隆 大阪人間科学大学, 人間科学部, 学長 (90027988)
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研究分担者 |
深見 純生 桃山学院大学, 国際教養学部, 教授 (40144555)
淺湫 毅 京都国立博物館, 学芸部・連携協力室, 主任研究員 (10249914)
丸井 雅子 上智大学, 外国語学部, 准教授 (90365693)
小野 邦彦 サイバー大学, 世界遺産学部, 准教授 (50350426)
橋本 康子 大阪人間科学大学, 人間科学部, 教授 (20411720)
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キーワード | 東南アジア / 南アジア / 彫刻史 / ヒンドゥー教 / 仏教 |
研究概要 |
前年度に引き続き、大阪人間科学大学での公開の研究会と海外調査とを活動の中心とし、年度の後半は報告書の作成に重点をおいた。 1.公開の研究会は7回開催し、主たる発表者(本科研分担者の所属は省略)と題目は次の通り。(1)4月5日澤田知香(奈良女子大学大学院)「クメール建築の木造建築物の復元的研究」ほか(2)5月10日豊山亜希(関西大学)「紀元前後の西デカンの仏教石窟の発生と展開」(3)5月24日Dorothy C.Wong(University of Virginia)"On Amoghapasha"(4)7月19日深見純生「法顕の帰程」、松浦史明(上智大学大学院)「アンコールにおける『インド化』とデーヴァラージャ崇拝」(5)8月2日島田明(State University of New York, New Paltz)「アマラーヴァティー大塔の初期造営」(6)10月19日小野邦彦「『基壇』と『基台』」、肥塚隆「中部ジャワのリンテル」ほか(7)2009年3月20日宮崎晶子(上智大学)「10世紀のアンコールにみるカーランダ・ヴューハの影響」、久保真紀子(上智大学大学院)「バイヨン期寺院の尊像配置」ほか。さらに東京国立博物館で同館の小泉恵英氏を講師として4月12日「山本達郎コレクション」(2)11月28日「スリランカ展」について関係者のみの研究会を開催した。 2.現地調査は、8月9日〜25日に、肥塚隆、深見純生、橋本康子、小野邦彦と研究協力者の松浦史明、久保真紀子とをメンバーとして、中部ジャワと東部ジャワの遺跡や博物館で実施した。 3.報告書は、前回と同様に論文編と資料編の2分冊とした。論文編には、研究代表者および分担者6名と協力者の宮崎晶子、松浦史明、久保真紀子の3名の論文を収録した。資料編は代表者が編集執筆し、インドの前期西チャールキヤ朝の主要な遺跡の建築彫刻の写真と英文キャプションで構成し、より多くの写真を収録したDVDを付した。
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