研究課題
基盤研究(A)
プラハとダブリンという二都市に注目して、20世紀文学の特質を総括することを目的とする。20世紀を代表する文学者、カフカ、リルケ、イェイツ、ジョイス、ベケットらが、欧州の西端と東端に位置する周縁都市に偏在することは、決して偶然ではない。辺境に生じた、言語をはじめとする諸々の危機的抗争が、世紀転換期の世代に創造的な活力を与えたがゆえと考えられる。年度ごとに政治、言語、宗教の各側面から、順次、両都市出身の詩人たちを比較考察し、その創作の源泉に光を当てた。最終的には、20世紀の文学思想の本質を解明する。
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彦根論叢 第376号
ページ: 33-57
東京医科大学雑誌 第66巻4号
ページ: 556-559
すばる 5月号
ページ: 282-292
Celan-Jahrbuch(Heidelberg : Universitatsverlag Winter) 9巻
ページ: 221-232
山口大学 独仏文学 28号
ページ: 109-122
青山スタンダード論集 第4号
ページ: 139-153