(1)本研究では、東アジア世界の中の日朝関係に焦点をあわせ、日本の側の対朝鮮認識がどのようにして歴史的に形成されたのかという問題を朝鮮の側の対日本認識の形成と関連させながら、歴史具体的に明らかにしたい。 (2)5つの研究項目班、A班(日朝外交・日朝貿易をめぐる相互認識)B班(豊臣秀吉の朝鮮侵略をめぐる歴史的記憶)C班(中世・近世、近代における日朝両国の経済構造をめぐる相互認識)D班(親族制度と社会構造を)ぐる相互認識)E班(日本の朝鮮植民地支配期における「知」のあり方)を設置して研究を深めるとともに、この研究課題を達成するために、韓国の歴史研究者との研究交流や共同研究を行っていく。
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